ナイキ ハイパーアダプト 1.0
NIKE の描いた未来が現実に。
自動でシューレースがしまる夢のスニーカーが、ついに発売です。
ナイキが自動で靴ひもを締めるスニーカー「Nike Hyperadapt 1.0」を2016年に一般発売することを発表しました。
AUTOMATIC LACING SYSTEM(自動靴ひも調整システム)を搭載したスニカーは、1989年に公開された映画「Back to the Future Part II
未来の最新スニーカー「NIKE MAG」として、主人公のマーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)が2015年の世界で履きました。
今回、現実に発売されるモデルはデザインは異なるものの、自動靴ひも調整システムを完璧に実現。
映画同様にスニーカーを履いてカカトへ体重をかけることで、足の形と荷重の配分に合わせて靴ひもが自動で調整されます。
シューレースを調整する仕組みは「E.A.R.L(electro-adaptive reactive laces)」と呼ばれ、土踏まずに搭載されたバッテリーとマイクロモーターで制御。
履いた後には、履き口サイドにある(+)と(-)のボタンで締め付けの強さを微調整できます。
将来的には、スマートフォンを使って、リラックモードやアスリートモードへの切り替えも可能になるようです。
靴ひもぐらい自分で結べばって意見もあるようですが、結ぶ手間やフィット感を調整する煩わしさを解消することで、アスリートが競技にのみ集中できるメリットが生まれるのです。
体の一部として、ギアとしての存在感を感じさせないプロダクト作りが、NIKE の目指すところといえるでしょう。
ちなみに「EARL」システムの開発には10年もの歳月がかけられたそうです。
スニーカーのデザインは、映画に登場したハイカットではなく、より実用的でアスリートシーンに合わせたローカットモデルとなっています。
カラーはブラック、ホワイト、シルバーの3色をラインナップ。
シューレースの適度な太さとデザインがとにかく格好良すぎ。
特にバッテリー容量を知らせる土踏まずとヒールのLEDライトがクールです。
なお今回お披露目されたモデルは「アルファ版」のもので、すでに「ベータ版」の開発は始まっており、ユーザーのフィードバックを元に改良される可能性もあるとのことです。
HyperAdapt 1.0は、2016年の夏から冬頃に、
その履く瞬間、履き心地が今から楽しみなハイテクスニーカーです。
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