NIKEiD HTM AIR MAX 95 / AIR MAX 1 / AIR MAX 2014 FLYKNIT
スニーカーの色と素材をカスタマイズできる「
HTM は、ミュージシャン&ファッションデザイナーの「藤原ヒロシ」、NIKE AIR MAX を生み出したデザイナーであり、NIKE副社長でもある「Tinker Hatfield」、NIKE社長&CEOの「Mark Parker」からなる NIKEの実験的プロジェクト。
既存のスニーカーを新解釈のデザインでカスタマイズしたり、最先端テクノロジーと革新的デザインを掛けあわせた実験的なスニーカーを生み出すなど、さまざまなコンセプトやアイデアが試されてきました
こうして誕生したスニーカーは、2002年のプロジェクト開始から32種類にも及びます。
今回のNIKEiD HTMモデルは、エアマックス誕生29周年を記念したプロジェクト。
HTMの3人がそれぞれ、エアマックスの中でもエポックメイキング的なモデルをベースに自身の世界観を投影したカラーパレットを提案しました。
藤原ヒロシがベースにしたのは、NIKE AIR MAX 95。
藤原ヒロシによるデザインプロジェクト「フラグメント(fragment design)」の特徴でもある中間色をメインに、水銀のメタリックな美しさを提案。
マットな色合いのネイビーやオフホワイト、グレーグラデーションなど、落ち着きのある色と素材がラインナップされています。
また、メタリックシルバーのパーツも用意され、ハイセンスな「AIR MAX 95 H iD」のデザインが可能となっています。
Tinker Hatfield(ティンカー・ハットフィールド)は、NIKE AIR MAX 1 T iD。
むき出しのシューレースパイプと、透明なパーツをレイヤードしたハイパーフューズ構造のアッパーを持つ、最新版のエアマックス1をベースにしました。
カラーパレットのモチーフになったのは、ビジブルエアを発案するきっかけになったフランスのポンピドゥー・センター。
ポンピドゥー・センターは電気や空調などの配管設備がむき出しになった、まるで工事中のような建造物。
外部に露出したパイプには赤や青、黄色のカラフルな彩色がなされ、アートのようなたたずまいを見せています。
そのため、「AIR MAX 1 T iD」に用意されたパレットも、格子柄や赤、青、黄色のカラフルなものが多数。
モダンアートのようなスニーカーが作れます。
Mark Parker(マーク・パーカー)は、AIR MAX 2014 FLYKNIT 。
自身が愛する自然と、自然が持つ無限の可能性を素材と色で提案。
森の木々や玉虫色に輝く虫たち、夕焼けの空や深く豊かな海など、自然が見せる複雑で美しい色合いを、多色の糸を編みこんだニットアッパーとやさしくグラデーションするカラフルなパーツで表現しました。
また、廃棄物の減量化を目指すフライニット素材の採用は、自然環境保護のメッセージも込められています。
どのモデルもカラーパレットに魅力的なものが揃っているため、これまでにないハイセンスなスニーカーが作れそうです。
しかも、HTM 提案のカラーパレットを使って、スニーカーをカスタマイズするということは、
自分と HTM とのコラボレート! ということ。
スニーカー好きなら凄まじくテンションの上がるプロジェクトといえるでしょう。
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