2011年 物欲スニーカーランキング

2011年の物欲スニーカーランキングです。
今年紹介した約370足のなかから、物欲を刺激された俺的スニーカーベスト10をお届けします!

2011年 スニーカーランキング
1位:
Puma URBAN SWIFT [Urban Mobility by Hussein Chalayan|WHITE] (351827 03)

アートな美しさとコーディネートしやすいシンプルさに一目惚れです。風や疾走感を感じさせる突起。やわらかくも硬質なライン。ともすればコミカルにもなりがちな表現を実にクールにまとめています。Jeremy Scott がデザインテーマをデフォルメしてスニーカーにプラスオンするのに対し、Hussein Chalayan はミニマムに融合させているといえるでしょう。ありそうでなかったこのフォルム。今年の最高傑作です。
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2位:
adidas GAZELLE INDOOR [FOREST/WHITE/GUM] (V24909)

ハーフスケルトンのガムソールが秀逸でした。鮮やかなグリーンスエードのアッパーとクラシックなデザインだけでも格好いいのに、スケルトンソールが個性をプラス。シンプルだけど、目を引きつけるアクセントが最高です。ジーンズとの相性も良く、ヘビーローテになりました。
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3位:
RHYTHM FOOTWEAR PRETZEL-LO MS [mita sneakers Exclusive|WHITE/GUM] (R-1137012-MS)

他にない個性的でクラシックなデザインが素晴らしいです。丸みを帯びたアシンメトリーな補強パーツ、上質な素材が織りなすコントラストが実に魅力的。特にミタスニーカーズ別注モデルではガムソールが採用され、クラシカルな格好良さが増しました。ハイテクインソールの快適な履き心地も好みです。
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4位:
new balance MR993 BG [GREEN LANTERN]

とにかく履き心地が最高のMR993。でも、カラーリングは地味なモデルが多かったのですが、これはかなりストリートファッション向け。黒のボディに走る蛍光グリーンのステッチとアウトソールがとてもクールでした。シューレースを黒からグリーンに替えたら、さらに格好良さがアップ! コーディネートもしやすくなりました。
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5位:
Puma SUEDE MID MITA [mita sneakers Exclusive|INDIGO] (352877 02)

藍染めのスエードがとにかく粋! 奥行きを感じさせる色むら、水のようなソフトな色合いが非常に美しいです。履き込むことで藍色がどのように色あせてアタリを生み出していくのか。ジーンズ同様、育てるのが楽しみです。
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6位:
adidas SS80s G-SNK3 [BLACK/WHITE/SNAKE/GLOW] (G51919)

蓄光好きなので、問答無用で買い。サイドアッパーがスネークパターンに光を放つスニーカーです。カラーリングは完全な白黒ではなく、ビンテージ感のあるオフホワイトを配色。渋くてオシャレでした。ただ、毎度のことながら、光り具合は控えめ。もっと恥ずかしいぐらい光ってくれるとうれしいのですが・・・。
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7位:
PATRICK PYTHON-P [WHITE] (L1200)

本物のニシキヘビの皮を使ったワイルドさに痺れました。パイソンレザーの革靴は持っているんですが、カジュアルには履きづらかったので、スニーカーでの発売はうれしかったです。型押しでは表現できない凄味のある爬虫類感が最高。しかも純白なので、コーディネートもしやすいです。
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8位:
adidas OBYO JEREMY SCOTT WINGS BALLERINAS [WHITE] (G43772)

見とれてしまう美しさ。自分が女性だったら、即買いしたでしょう。白鳥のようなシンプルな曲線美。さりげなくも華麗な羽のアクセント。いつもはやり過ぎ感のあるJEREMY SCOTTですが、これは絶妙なバランスでデザインされていました。
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9位:
Reebok CLASSIC ZIG CLIFFHANGER [BROWN/BLACK] (J83165)

キャタピラのようなジグソールとアウトドアブーツの融合。意外なほど上手くまとまっていて驚きました。あえてソールを黒にすることで、個性は残しつつも、インパクトを抑えているのも良いです。スマートさと重厚さを兼ね備えたボディデザイン、やわらかく質感の高いレザー、アウトドア仕様の本格パーツなど、コダワリの作りにも大満足。履き心地も軽く、快適でした。
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10位:
adidas OBYO JEREMY SCOTT TEDDY BEAR [LGTSAN/DSAND-SANSTO] (G44000)

2010年のミッキーマウスでもビックリしましたが、2011年はクマです。しかも、ぬいぐるみで腕付き! 悪ふざけかって最初は思いましたが、何度も見ているとバランスの良さとかわいさに、完成度高いなって感心するようになりました。実際、女の子が履いてるのはかわいいですし。さすが、JEREMY SCOTT ! このあと、パンダもリリースされましたが、このクマのかわいさが一番ですね。
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総括
今年も個人的に「シンプル」&「クラシック」なスニーカーに物欲が刺激される1年となりました。
基本的にファッションとしてスニーカーを履くことが多いので、ここ数年のスポーツシューズとしてのスニーカーは、機能は素晴らしいんですが、カラーとデザインがリアルスポーツよりでコーディネートしづらく、グッとくるものが少なかったです。
また、NIKEがランクインしない1年ともなりました。
NIKE自体は一番好きで、一番多く紹介していて、普通に格好いいモノが多いのですが、ずば抜けて物欲を刺激してくれるスニーカーは少なかったです。
どれも過去に見たことのあるデザインが多かった印象です。好き故に、自分のなかのハードルが高くなっているのかもしれません。
そんななかadidasやPumaは、デザイナー、スニーカーショップとのコラボで、良作をリリース。定番モデルの単なるカラーバリエだけでなく、新デザインの付加価値や物欲に働きかけるコンセプトで魅了してくれました。
とはいえ、過去名作のアレンジばかりでは楽しくないので、1990年代後半にNIKE ALPHA PROJECTから誕生した「NIKE AIR KUKINI」、「NIKE AIR ZOOM HAVEN」、「NIKE AIR ZOOM SEISMIC」のように、新感覚の機能&デザインで興奮させてほしいものです。
それでは、来年も見たことも履いたこともないスニーカーと出会えることを期待しつつ、今年一年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします!

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