ナイキ エアジョーダン1 レトロ ハイ バン 「ブラック/レッド」
NIKE Factory Store でアウトレットとして発売された、いわくつきのエアジョーダン1の登場です。
カラーリングはエアジョーダン1を象徴するBLACK×VARSITY REDのブルズカラー。
しかも、シュータンはジャンプマンロゴではなく、オリジナルの「NIKE AIR」ロゴ!
さらに、ヒールにもジャンプマンロゴはなく、なぜか打ち消すかのような「×」マーク!
これは、エアジョーダン1が発売された当時のエピソードをモチーフにしたシューズなのです。
エアジョーダン1が発売された1985年は、白いバッシュが普通だったため、AJ1の黒赤は派手すぎました。そのため、NBAは規定に違反するとして、マイケル・ジョーダンにAJ1を履くことを禁じました。しかし、マイケルは罰金を払いながら履き続けたのです。
その禁止を示す「BAN」をシューズネームに付け、ヒールには「×」マークをプリント。ライナーにも「×」マークが並びます。
さらに、インソールには、エアジョーダン1の有名なキャッチコピー「9月15日、ナイキは画期的なバスケットボールシューズを作り出した。10月18日、NBAはこれをゲームから追放した。だが幸いにも、NBAはあなたがこのシューズを履くことを禁止できない。」をインソールにプリントしています。
そして、履き口には、NBAがエアジョーダン1を禁じた日「10.18.85」をプリント。
エアジョーダン1 黒赤、これだけでもカコイイのに、この反骨精神あふれるデザイン、クールすぎます。
あとは、発売を待つだけ! と思っていたら、、、、
なんとリリース直前で発売キャンセル!!
製造されていた分のみが NIKE Factory Store でアウトレットとして発売されました。
なんと、過去と現在で2度の”NO”を突きつけられたスニーカーとなってしまったのです。
なお、シューズボックスやシューレーストップには「IMAGIN IF…?」のメッセージ。
いやはや、いろいろと「もしも、、、」を想像させてくれる結果となりました。
つか、履きたい!
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