リーバイス × ニューバランス M1300CL 「インディゴ/オレンジ」

Levi’s x New Balance M1300CL [INDIGO / ORANGE]

リーバイスとニューバランスがコラボレート。
Levi’s x New Balance M1300CL の発売です。
ニューバランスの代表的モデルM1300にリーバイスのなかでも貴重なデッドストックのデニム生地を採用したモデルです。

ベースとなる New Balance M1300 は、ニューバランスが1985年に発売した当時のフラグシップモデル。
優れた衝撃吸収性と安定性を両立させたミッドソール「ENCAP」を初めて採用し、最高級の履き心地を実現したスニーカーです。
その快適さからデザイナーの巨匠ラルフ・ローレンは「雲の上を歩いているようだ」と絶賛したほど。
また、当時のスニーカーとしては高額な130ドル/日本では39,000円という販売価格でも注目を集めました。
そのため最高の履き心地と驚異の価格から「スニーカー界のロールスロイス」とも呼ばれました。

本作ではレギュラーモデルのM1300CL（クラシック）を採用。
M1300オリジナルがミッドソール全体にENCAPを使っているのに対して、CLはかかとのみにENCAPを搭載。
少し硬めですが安定感のある履き心地となっています。
また、フロントのミッドソールにはクッション性に優れたC-CAPを使うことで、屈曲性も良くなっています。

アッパーに採用されるのはリーバイスのデニム生地。
しかも、ただのデニムではありません。
Levi’s 501 をリーバイスの創業当時から製造してきたアメリカコーンミルズ社ホワイトオーク工場（Cone Mills White Oak XX52）のセルビッジデニム（赤耳）を採用。
ホワイトオーク工場は2017年に閉鎖されたため、貴重なデッドストック生地を使っているのです。
（シュータンの裏には、White Oak製を保証するラベルも縫い付けられています）
この濃紺のデニム生地に毛足長めのブラウンスエードの補強パーツを重ね、オレンジのレザーをプラス。
デニムの良さを引き立てるデザインとなっています。

そして、履き口のサイドには、シューズブランドで初めて採用される「Levi’s オレンジタブ」をプラス。
Levi’s オレンジタブは1969年に誕生したコレクションで、当時のカウンターカルチャーに見られる若者たちの自由で開放的なスピリットを反映した服に付けられていました。

なお、このスニーカーが作られたのは、アメリカメイン州にあるニューバランスのスコヘーゲン工場。
スコヘーゲン工場は、アメリカにあるニューバランス工場のなかでもトップクラスの技術力を誇り、チーム構成員33名（熟練工5名＋工員28名）と生産ライン番号#33から「Super Team 33」と命名された熟練技術者がいることでも有名です。
アメリカが誇るリーバイス工場とニューバランス工場の両者が生み出した、まさに Maid in U.S.A のスニーカーなのです。